strawberrychocotan’s diary

我が家はアラフィフの母、子供二人(中学生の息子と小学生の娘)、老犬さくら(ジャックラッセル)の3人と1匹家族。

自分の会社での「パワーハラスメント」について悩む

私の会社は従業員100名ちょっとですが、各部署それなりに人間関係があります。

特に新しい方が入ってきたときや新しいことを始めるときにはちょっと波風立つことも予想されるので慎重に構えます。

 

先日もある部署に新人君が入ってきました。資格の必要な部署なので、資格取りたて、実地経験はまだありませんでした。

以前は違う仕事をしていたとのことで、社会人としてはもう10年ぐらい経っているようでした。

 

配属先での仕事が始まり配属先の先輩に「どんな人なの?」と聞くと、どうやらあまり器用なタイプではないよう。「正直学生実習の子のほうがしっかりしています」とのこと。

 

まあ、いろんな個性の人がいて仕事を身につけるのにかかる時間も人それぞれと私は思っています。

 

「じゃあ引き続き指導がんばって」といってその場は終わりました。

 

しばらく経過してまた配属先の先輩に「彼はできるようになってきた?」と聞くと「成長が感じられないし、最近腹痛を理由に休んでいる」とのこと。「ん?それはメンタル的な要素があるのかなあ?」と聞くと「そうかもしれない」との答え。

 

それからも少し出勤しては1週間程度休むということが続きました。

 

そしてついにある日「今日付で辞めたいと本人が朝来て帰って行きました!」との報告がありました。

 

その前日、辞めた彼は他部署で「仕事が辛い」とぼやいていたとのこと。そしてその他部署のトップの方が「彼が辞めたのはパワハラを受けていたからではないか?」と言い出したのです。

 

そのことを真に受けたのが、我が社のパワハラ総長(以前の記事で書きました)↓↓

 

strawberrychocotan.hatenablog.com

彼女は管理職はありますが、窓際族でもあります。

窓際族である理由は「しょっちゅうパワハラで周りを痛めつけるから」

(ご本人には理解できないみたいですが)

 

今、辞めた彼のいた部署の所属長(指導役だった)に彼女からのパワハラが始まるというややこしい展開になっています。

 

今回のことがありパワハラの定義って何なんだろう?」ってすごく考えました。

 

辞めていった彼について・・彼は仕事の能力はあまり高くなかったことは事実。そして教えられたことを理解する能力も欠けていたことも事実。外部にいる私が客観的にみて対人恐怖なのか不安神経症なのかわからないけどそういう要素があったことも察していた。そんな彼に所属長が厳しく指導したことは「パワハラ」なのだろうか?

下記は厚生労働省ホームページより引用です

パワーハラスメントの定義について(厚生労働省

この内容に当てはめてみると、彼が受けた行為のうち、該当するかもしれないと思われるものはありません。彼の上司は話しかけ方はとても丁寧ですが指導はしっかりする人で、ときに細かい部分が厳しいこともあるかもしれませんが常識を逸脱するほどの暴力や暴言はありません。

 

まず被害を受けたと感じる人の一方的な意見だけでパワハラと認定して良いのか?ということに疑問を感じました。

 

そうなると、同じ部署の近くでやりとりを見ていた人の意見も時には必要だし、所属長の意見も考慮すべきなんじゃないかな?と今回感じました。

 

今回「パワハラが起こった」と彼女が職場内でそのことをしゃべり回ることで所属長にそのようなレッテルが貼られてしまうのもいかがなものかと思います。

 

人間関係のトラブル解決には双方の意見をしっかり聞くことがまず大事と私は思います。

 

今までいろんな相談を受けてきて、ほぼ100%感じることは「両方の意見を聞かないと真実はわからないし、解決方法もわからない」ということです。

 

逆に双方の意見を良く聞いているうちにすれ違っている部分が意外なことだったってわかることもあるし、新たな解決方法が見つかることもあります。

 

話し合いってほんと、大事です。

 

辞めていった彼は体育会系の内の上司とは合わなかったんじゃないかな?というのが率直な感想。もっとやさしく気長に指導してくれる職場が見つかったら彼は活躍できるのかもしれません。

 

波風立たずに穏やかに過ごせる職場ならばそのほうがいいのかもしれませんが、職場に対して職員が意見を持つということも大事だと思ったりしています。

 

この本読んで「確かにそうだな」と思いました。

職場を今より良くしようと思っているからこそ意見が出るんだと思います。自分だってそうですもんね。(時々自分に都合の良いことだけ言ってる人もいますけど)

 

この本を読んでから職場のみんなからの相談をよりしっかり聞くようになったと思います。だっていい職場にしていきたいですからね♪

 

このブログを読んでくださっている方で今まで何かご意見、ご感想がある方、コメントいただけるとうれしいです。

お読みいただきありがとうございました。

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