strawberrychocotan’s diary

我が家はアラフィフの母、子供二人(中学生の息子と小学生の娘)、老犬さくら(ジャックラッセル)の3人と1匹家族。

不登校の子どもを持つ仕事仲間が悩んでたのでうちの息子(不登校)に解決策を聞いてみた

私の職場には同じ年代の子ワーママワーママがたくさんいます。(離婚仲間もいっぱいいます😆)

 

ワーママたちの中で不登校の子を持つのは私も含めて3人。うちが中学2年、もう1人はもう19歳、もう1人は中学1年。みんな男の子。

 

息子さんが19歳のママさんからはいろいろ聞いていました。何とか専門学校に行かそうとするけど無理はさせられないこと(反抗的になる)

宿題を提出して単位を取って卒業させようと家族ぐるみで宿題を手伝うこと(本人はほとんどやらない)

彼女はおもしろおかしくそのことを話してくれるので、ご家族が明るいんだろうな、そんな家庭に育つ息子さんはなんだかんだ言っても幸せだろうなと思います。

その息子さん、今は音楽活動などして自分で少しアルバイトもしてるみたいです。

 

もう一人のママさんのところは今中学1年ですが、保育園の頃から「お腹が痛い」などと休むことがあり、不安定だったそうです。そして小学6年生の途中から不登校になり、中学校のはじめの頃は少し登校できてたけど結局今は通えない。

放課後仲の良いお友達とは遊んでいるとのこと。

 

この子については不登校になった時期がうちの息子とほぼ同時期なので、お母さんの気持ちもよくわかります。

 

だからこの子の気持ちはうちの息子がよくわかるんじゃないか?と思い、昨日さっそくうちの息子にきいてみました。

 

「職場にさあ、息子さんが小学6年生から不登校になって中学1年の途中からまた不登校になっちゃったって人がいて困ってるみたいなんだよね。息子さんがどう考えてるのかわからないんだって」

 

「その子は勉強はしてるの?」

 

「今のところしてないみたい。」

 

「それは良くないなあ。学校は別に良いけど勉強はしたほうがいい。」

 

「俺(息子のこと)はさあ、勉強はするじゃん。それってどうして?」

 

「俺もさあ、勉強なんて必要ないって思ってたんだよ。でも自分の将来のことちょっと考えるじゃん。高校受験とか大学受験とか。そしたらやっぱりしといたほうがいいなって思ったんだよね。」

 

「そうか。多分その子はまだ将来のこととかあまり考えてないんだと思うんだけど、一人っ子だしお父さんお母さんがいなくなったときのこと考えた方が良いと思うんだよね。でもさ、親から意見押しつけられるのは受け付けないと思うんだ。お父さん、お母さんはどうやってその子の考えを聞いたら良いと思う?」

 

「お父さんとお母さんがちょっと間をあけてその子の気持ちを聞いたら良いと思うよ。両方が一緒にとか連続でとかはダメ。ちょっと忘れた頃ぐらいに聞いた方がいい。」

 

「そうなの?」

 

「そう、多分だけどお父さんに言うこととお母さんに言うことは違うんじゃないかと思う。」

 

「え?そうなの?」

 

「うん。より信頼してる方に本当のことを話すと思う。」

 

「へえ。うちなんかはお父さんいないから母だけだったけど。」

 

「うん、だから信頼する人1人。」

 

(そっか、信頼してくれてたのか)

 

「学校に行きたくない理由は聞いた方がいいの?」

 

「それは聞かない方がいい」

 

「カウンセラーとかは?私はそんなのに意見聞く位なら息子本人に聞けば良いと思うんだけど。」

 

「うん、カウンセラーは余計。いらないと思う。」

 

「お腹が痛いっていってるのは病院に行く?って声かけた方がいいのかな?」

 

「うん、聞いた方がいい」

 

「あとさあ、放課後にお友達と遊ぶのはどう思う?」

 

「それは絶対良いことだと思う。」

 

「そうなんだね。」

 

「それとさあ、家にこもってるとYouTubeとかでH(よく聞くインフルエンサー)がもっともらしいこと言ってるけどあれに乗っかっちゃダメ。ほんと悪影響だから」

 

「えーそうなの?!なんで悪影響だって気づいたの?」

 

「なんかあの人の言ってること聞いてると学校とか勉強なんて意味ないと思っちゃうけどそうじゃないなって思って。」

 

多分息子自身のことを聞き出そうとしてもこんなに本音を話すことはなかったと思います。困っている「同士」のためにと先輩不登校中学生の息子は本音を語ってくれました。

 

今日聞いたことをそのまま悩みを抱えてるママさんに伝えようと思います。

 

私も悩みを抱えてた頃、先輩ママさんに聞いた一言で考えが変わったことがありました。

 

「私の友達の子供が不登校だったんだけど、お母さん仕事に行かないといけないからってむりやり家から子供を学校に向かわせたんだって。でもその日なんか変だなって胸騒ぎしたから家に引き返したらその子、首つってたんだって!(驚)一命はとりとめたけど、いまだに首に跡が残ってるの、その子。」

 

それを聞いて以来、むりやり学校に行かすのはやめようと思いました。

むりやり学校に行かす=安心していられる場所がなくなるってことなんだと理解しました。

 

小学校の頃の担任の先生には「どんな形でもいいから学校にくるよう話し合ってください」と言われたし、「両親が仕事にでている家庭の子供は(日中親の監視がないから)不登校が続きやすいんですよね」とも言われました。

 

はじめは「そうなのかな」と少し悩みましたが、その後「シングルマザーの家庭は問題がある」的な決めつけをされているような気がしてやや腹が立ちました。

 

その後もその担任の先生には「このままだと中学校も行けないんじゃないですかね。」という決めつけをされ、私の中では「この先生は息子のためにならない。」と割り切って何があっても気にしないことにしました。

 

以前のブログでも書きましたが、私の人生人一倍苦労が多い(と思っています)

でもその苦労の課程で学んだことが糧になっていってると思ってるのでもう苦ではありません。

 

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息子の不登校を経験したことで、同じ悩みを持った仲間の気持ちを理解してあげることができる。

 

息子自身は自分がどう生きていくべきかちゃんと自分で考えて進み始めている。

 

フリースクールの学費で出費が年間100万円ほど増えたけど、その分何とかしようとNISAや株や投資について勉強して結果が出始めている。

 

何か自分にとってマイナスのことがあっても、それを乗り越えるためにはどうしたらいいか勉強することが大きな前進につながるんだと思ってます。

 

ちなみに私は息子と話し合いたいとき、話し始めるタイミングをすごく大事にしています。

 

まずゲームとかに集中しているときはNG。機嫌が悪くなり聞く耳を持ちません。ゲームが長引いているときは隣に座り、そのゲームの話を少ししていると、「え?興味あるの?」ってなり、息子は調子よく話し始めます。しばらくゲームの話をしてから「ところでさあ」と切り出すのがいいようです。

 

あと、割と入り込みやすいのは布団でゴロゴロしているとき。こちらもだいたいYouTubeとか見ているときなので、見ている動画について「おもしろいじゃん」とか言って入って、ちょっとほぐれた頃に英単語の問題出したりするとまんまと答えてきます。

 

あと、絶対やらないのは対面での話し合い。これは職場でもやらないように気をつけているのですが、横並びで話します。心理的なことなのですが、対面だとどうしても威圧感を感じやすいのに対し、横並びは一緒に問題解決するという気持ちを感じやすいと思います。