「起業家のように企業で働く」という本から学べると思うこと
起業家のように企業で働く
この本は慶応大学教授の小杉俊哉さんが2019年に書かれた本です。目次は
0.君はただ「会社」から言われたとおりに働き続けるのか?
1.志を持つ
2.起業家のように仕事をする上でやるべきこと
3.大きな仕事は企業でこそできる
4.転機をつくる
5.企業内で勝っていくためのスキル
という構成でできています。さらに各章では
0.君はただ「会社」から言われたとおりに働き続けるのか?
(読者へ同仕事に向き合っていくのか問う内容)
1.志を持つ
01.出世しなくてもいい
02.言われたことをやるだけで終わらない
03.上司のポジションのイメージを持って働く
04.自分がどうなりたいかよりも大切なこと
2.起業家のように仕事をする上でやるべきこと
05.ビジョンを持つ
06.ビジネスプランとはなにか
07.プロフェッショナルとして仕事をする覚悟を持つ
08.自分がどれだけの価値を生むか
09.リーダーシップを発揮する
10.腹をくくる
3.大きな仕事は企業でこそできる
11.会社でやる意味を常に意識する
12.会社のリソースを使い倒す
13.社内外のネットワークをつくる
14.チームを最大限活用する
4.転機をつくる
15.社内で「起業」「転職」デキるのが企業にいる最大のメリット
16.新規事業に手を挙げる
17.難易度の高い仕事を引き受ける
18.傍流の仕事が君を成長させる
19.出世は成長のチャンス
20.あえて畑違いの部門を希望する
21.海外業務研修や留学のチャンスは積極的に利用する
5.企業内で勝っていくためのスキル
22.「最速」か「最高」でないと勝てない
23.常に市場価値を意識する
24.上司と喧嘩しない
25.アサーション
26.表現力
27.影響力
28.存在
29.社内政治
30.チャレンジ
31.学習
おわりに
そうやってきた君はどこでも活躍できる
となっています。
この本を一番にお勧めしたい理由は、私自身が実践してみて、実際に自分が成長したと思えるから。
各章について私が実践したことを思い出すと、
0.君はただ「会社」から言われたとおりに働き続けるのか?
については以前会社が倒産しかけたとき、自分の仕事だけでは本当に暇になってしまい、あまりの暇さに不安感を覚える日々でした。そこで、ゴミ捨てや社内向け勉強会などできることは時間の許す限りやってみました。
1.志を持つ
についてはこの章の小分類にあるように「出世のためじゃなく」「上司のような責任感を持ちつつも偉そうにならないよう」働きました。
2.起業家のように仕事をする上でやるべきこと
については「自分が社長のような大借金を抱えたらどうするか考えながら」(その当時いくら借金を背負っているのか知っていましたので)「社長のようにいざ何かあったときには責任を取るつもりで」仕事をしていました。
3.大きな仕事は企業でこそできる
これは仕事をしながら気づく部分でもありますが、すべての業務に関わっていると、いかにたくさんの取引先業者に支えられて成り立っているのかがわかります。その取引先業者を大切にすることも仕事の一つと感じるようになりました。
4.転機をつくる
この章についてはサブタイトルに書いてあること、ほぼすべて実践したように思います。(海外事業は残念ながらありませんが)
5.企業内で勝っていくためのスキル
この章についても、サブタイトルに書いてあること、ほぼすべて実践したように思います。社内政治、なかなかストレスがかかります。定期的に敵が出現します!それをなるべく味方にしていくよう戦略が必要です!!
ただし一度敵に回った人ととことんバトルしてわかり合うと、他の仲間以上の仲間になることもあります。とにかく敵は敵のままにしないことが吉です♪
こうやって必死にやってきましたが、それはこの職場に骨を埋めるためではありません。この職場が今後私の期待するような会社になっていけばそれは定年までいるかもしれませんが、「私はなんとしてもここを立て直すんだ、どんなことがあってもここにいるんだ」と思ってしまうと、ストレスになってしまうように思います。
今は冷静に「ここは私のビジネススキルを磨くための研修の場。研修させてもらってお給料ももらえてラッキー♪」ぐらいに気楽に構えています。
そう考えているので、先日職場で行われたストレスチェックテストでは私は「ノンストレス」の判定でした♪
この本から読み取る内容は人それぞれだと思いますがまずは読んで実践してみてはどうでしょうか?
今年の春から心機一転転職する方、はたまた現在の職場で何か物足りなさを感じている方にも一度読んでみていただけたらと思います。
そして何か自分でもできそうなことがあったらまずやってみましょう。
そこから新たな自分が生まれるかもしれません。
この本をはじめ、気になるタイトルの本はことごとく読んで、参考になると思ったことはすべて実践してみた現在の私は、職場でのポジションが上がったとともに、仕事が憂鬱だと思うことがあまりなくなりました(たまにはありますが)
そして自分が進みたいと思う道が開けました。その過程を書いた以前の記事はこちら
strawberrychocotan.hatenablog.com
strawberrychocotan.hatenablog.com
strawberrychocotan.hatenablog.com
strawberrychocotan.hatenablog.com
strawberrychocotan.hatenablog.com
strawberrychocotan.hatenablog.com
本=学び
社会人になって、学ぶことを忘れつつありましたが、社会人こそ学ぶべきなんだなと思います。本からそして人から。学び続けることで必ず道は開けると思います。
行き詰まった時こそ学びを取り入れてみましょう♪