前回までの記事に書いたとおり、私の仕事はだんだん忙しくなりました。
その業務の幅は「会社の建物の修繕関係」から「パソコン関係全般」から「会社の許認可関係」から「新事業立ち上げの職員への周知」などなど。
なぜ私一人でこんなにいろいろなことをする羽目になったかというと、私が思うに
「うちの職場にはその業務を遂行できるような力がなかった」
からだと思っています。会社自体に「人を育てる」能力が欠けていたのかなと思います。
だからこそ、大事な部署の部長である人の能力が足りず会社が倒産しかけ、部長職を解くような事態になったこともありました(以前書いたとおり)
strawberrychocotan.hatenablog.com
新しいプロジェクトを始めたくても実行する能力のある人が各部署にいなかったから何も先に進めることができなかった。
(会社が高いお金を払って経営コンサルタントを雇ったけど、職場内にそれを遂行できる人がゼロだったので、お金だけ無駄になって何も変わらなかったという悲しい歴史があります(T_T))
私は一部署の平社員としてその歴史を見てきたわけで「誰かがやるべきことを遂行していかなければここは倒産する」と思うようになっていました。そんなとき読んだ本は以前にも紹介した
ただ、すべてを抱え込んでいると、当然手が回らなくなってきます。そこで私の仕事のアウトソーシング(外部委託)が始まりました。
「会社の建物の修繕関係」は、外注の掃除会社のメンバーを一人ビルメンテナンス経験豊富なスタッフに入れ替えてもらいました(Sさん、私の代わりに毎日フル稼働してくれています)
「パソコン関係全般」は会社のネットを整備した会社のサポートセンターに問い合わせれば大体何でも解決できることがわかりました(それまではだれも問い合わせすらしなかった(;゚ロ゚))
「会社の許認可関係」私がある程度マスターし、社内でできるスタッフや本来行うべき部署にバトンタッチ
「新事業立ち上げの職員への周知」システムの操作方法や会社内での運用方法を整備して落ち着いたところでしかるべき部署にバトンタッチ
バトンタッチのタイミングは相手に押しつけるような感じにならない必要です必要です!!相手に受け入れる余裕があるか確認しながらバトンタッチしましょう♪私の時はだいたい相手側から「そろそろうちでやります」とお申し出いただきました(^^)
こんな仕事をしていて心が疲れたときがありました。
そんなときこの本も読みました。
さいごに
会社勤めでお仕事をされている皆さんは私も含め、自分の職場に何かしら不満を抱きつつ、収入との兼ね合いなどで「まあしょうがないか」と今の職場でお仕事されている方が大半ではないでしょうか。
ならばその職場の「しょうがないか」を自分で変えていってみてはどうでしょう?
それでも箸にも棒にも引っかからないくだらない会社だと思ったら、どうぞ思いっきり捨ててやってください!
転職経験が多いので思いますが「はじめから自分の理想の仕事ができて希望の収入が得られる職場」って私は出会ったことがありません。そしてサラリーマンずっとやっていると気づかないことですが「時にやる気のない態度で仕事をしていても働いた分だけ給与が発生する」って本当はとてもありがたいこと。
私、一時期自営業やっていました。自分で会社登記してゼロからのスタートでしたのでどんなに頑張って働いても報酬はゼロ。
だから、会社にいるうちにそこで学べること、チャレンジできることはなるべくたくさんやっておいた方がいいと思います。次の会社へステップアップするにしろ、独立開業するにしろ、活かせる物はいろいろあります。
私ももちろんスキルアップするための準備を始めています。(会社には秘密ですが)