今日は中2の息子の英検受験でした。
受験地が結構遠かった(バス→電車乗り継ぎ→徒歩)ので同行しました。
英検受験には紆余曲折がありました。
はじめ「英語が得意みたいだから英検受けてみたら?」と私が言ったときは
「俺のレベルに合うのかなあ?」とのこと。
「中学2年程度のレベルみたいだよ」と言っても
「ちょっとなあ、本当に俺のレベルに合うのかなあ?」
ちょっとキレてしまいました。
「だから中2レベルだっていってんじゃん!とりあえず受けるだけ受けなさい!過去問買ってくるから!」
多少怒りすぎたかなと思いました。が、彼の姿を見た私は、世間で「俺の理想と違うから」と次々と転職し、結局定職につけない人々の姿と彼が重なって見えていました。
だから「とりあえずやってみるだけやってみな。ダメだって何も困らないし」ということで受験の申し込みをしました。
初めは過去問を解くにも身が入らず合格ラインギリギリでした。
途中、息子が通ってるフリースクールで3者面談がありました。
そのとき息子は「英検4級を受験しようと思ってるんです。でも授業中にTAさん(先生のアシスタントのかた)から今後3級を取っておくと良いよって言われたんで今度3級も受けたいと思ってるんです」と。
何と母の前では見せない前向きなコメント!
家に帰って聞いてみると「うん、言ってなかったけど最近TAさんとそんな話になって今度3級も受けようと思って」
母の助言は聞かないけど先生の助言は聞くのね~と思いつつ前向きになったことには少し安心もありました。
それからは4級の過去問の正答率もめきめきと上がり、自信を持って受験日を迎えました。
そして今日、小雨が降る中受験会場に行くと、4級は受験者数が多く、行列していました。みんな保護者同伴なので余計に多く感じたかも。
そして感じたのは受験する子供達は小学3年から5年ぐらいがとても多いということ。
うちみたいに中2の子は1人いたかなあ?
東京ってすごいですね!!
とりあえず「もう絶対大丈夫だから」と息子を送り出し、母は終わるまで近くで時間を潰しました。
終わって出てきた息子。自信はあったようです。「どうだった?」ときくと「俺みたいな中2的なやつはいなかったかも」とのこと。
そうだよね。
今まで息子は「自分は英語でアドバンテージ取ってる」と思っていました。
ですが蓋を開けてみればもっと小さい子達が実力をつけて受験しにきているということを目の当たりにしました。
そういうことに気づけただけ今日は良かったと思います。
今日はまだ結果は出ませんが「合格おめでとう♪」とお寿司を買ってきて食べました。
万一不合格でも、現実に気づけただけ良い経験ができたと思います。
息子は今度は東京英語村(TGG)のイベントにも参加したいと言っています。
人と関わることを避けるタイプの息子にしてはとても意外な行動だと思います。
TGGとは日本にいて海外留学を体験できる施設です。
なので外国人講師と話したりコミニュケーションしたりしないといけないんですが。
息子、どこまでグイグイいけるのか?いけないのか?
これで自信がついたら来年の春休みにはオーストラリアに留学したいそうで。
今までの家で引きこもりのゲームオタクキャラしか知らない母としてはびっくりするばかりです。
オーディブルで読んだ本が効いているのかなあ?
真相は本人のみぞ知るです・・。
母は今X(旧Twitter)を勉強しています。こちらは息子から勉強することになるかもですね。
何歳になっても勉強し続けることが大事ということで。