年末年始、我が家は旅行を計画していました。
東京の我が家から名古屋まで。行き先はレゴランド♪♪
車で3時間半かかります。
運転は私1人のため、いつもはお気に入りの音楽をリピート再生しながら行きますが、さすがに飽きてしまいます。
そこで今年はオーディブルを始めてみることにしました。
皆さんご存じでしょうが、オーディブルはアマゾンのオーディオブック。対象のビジネス書や小説が聴き放題。サブスクすると月会費1,500円ですが、30日の無料体験があります。
1年ぐらい前からずーっと始めようかどうしようかと悩んでました。
オーディブルに興味を持ったのは多分去年の正月明けに見た「がっちりマンデー」で星野リゾートの星野佳路(ほしのよしはる)社長が利用していると言っていたから。
1年経ってまだ覚えてるということはよほど興味があったんだなと今頃気づきました。
今回の旅行は渋滞に巻き込まれる可能性大ということもあり、特に聴きたい音楽もないということもありで、ロングドライブのお供にオーディブルを始めてみようと決心しました(無料期間が過ぎたら解約すればいいかなと思って)
オーディブルでドライブ中に読もう(聞こう)と思った本はこちら
日本人は自己肯定感が低いとよく耳にします。
理由の一つは脳内で「幸福感」を司る物質である「セロトニン」の量が少ないこと。
もう一つは「大人から子供への声のかけ方」の問題だと思います。
うちの子供達が通う小学校からも「子供の自己肯定感を高める教育をしよう」というようなお手紙が配られて来たことがありました。
でもそれってどうしたらいいの?
そんな疑問に答えてくれたのがこの1冊でした。
この本の著者である前野隆司さんは、40歳の頃奥様と共にハーバード大学留学のためマサチューセッツにいたそうです。そのころ息子さんが5歳、娘さんが1歳。
この本の中に書かれていて勉強になったと感じたこと、それは子供への声のかけ方。
日本とは違います。
野球などのスポーツで子供が活躍できなかったときや失敗したとき、私が子供だった頃は「全然だめだったね、ビリだったじゃん」と笑われたり「運動音痴だね~」と呆れられたり。そんなことが積み重なって私はすっかり「私は運動が苦手なんだ」と思いこみ、運動をするのが嫌になってしまいました。
私の環境はことさら最悪だったと思いますが、日本では多かれ少なかれ子供に対してこんな接し方をしているように思います。
それに対し、マサチューセッツでは、野球で結果を出せなくても「ナイストライ!」なんだそうです。「挑戦したことに価値がある」ということですね。すてきな接し方だと思います。
自分の子供達への声のかけ方に今更ながら深く反省しました。
「ナイストライ」っていう感じの接し方じゃなかったな・・。
すでに息子は中学2年、娘は小学5年。
しかも息子は小学校1年生の頃私が離婚して余裕がなくなり、きちんとした接し方ができなかったという自負があります。
息子がやたら神経質なのとか、不登校になるのとか、人を避けがちなのもそのせいなのか?と思ったりします。
過ぎてしまったことはもうどうしようもないので、これからは「ナイストライ」の精神で接していこうと決心した瞬間でした。
親の価値観で子供のやるべきことを強要してはいけないということも耳が痛い内容でした。
「自分は浪人せず受験に受かった」とか「自分は毎日お風呂にさっさと入る」とか「自分はやるべきことはすぐにやる」とか。
大きいことから小さいことまで。
子供は1年前より成長していることに親は気づかないそうです。
確かに。
その成長に目をとめてあげ、声をかけてあげるということも子供の自己肯定感を大きくするのに役立つようです。
このような知識を持つことで、言葉のかけ方が変わってきたように思います。
そして自分自身が心に余裕を持てるようになったように思います。
そしてもう一つ、オーディブルのいいところ。この本を聞いているとき、子供達も同じ空間にいて聞いていました。同じ本を「聞く」ことで、子供達も母が子供達の幸せを真剣に考えてるんだってことを感じられたみたいです。
普段全く本を読まない我が家の子供達。
時には横で母がオーディブルを聞くことで、一緒に読書っていうのもよさそうです。
はじめは旅行の間だけ無料体験でと思っていたオーディブルですが、どハマりしてしまいそうな今日この頃です。(無料体験の罠にまんまとはまってしまいそうです(^^;))