strawberrychocotan’s diary

我が家はアラフィフの母、子供二人(中学生の息子と小学生の娘)、老犬さくら(ジャックラッセル)の3人と1匹家族。

小5の息子に読ませたい本が逆に!?~宿題ウォーズ 2021/1/17(日)

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こんにちは

最近、読書嫌いな息子(小5)が心配な私は、なんとか息子が食いつきそうな本を探しています。そして息子に読ませるだけでなく自分も読んで、息子がどのような感想を持ったのか、自分はどう思ったのかを話し合うようにしています。

 

今回選んだ本は

 

10代の哲学さんぽというシリーズの1冊のようです。息子はフィクションよりノンフィクションの方が興味を持って読めるようなのでいいかなと。
 
私がこの本を息子に読ませたかった理由は、日々の宿題に「あーもーめんどくせー」とほえている彼に勉強する意味を考えてもらいたかったから。(勉強=将来仕事に就く時に必要な知識教養を身につけることと私は思っています。)
 
息子が読んだ後、私も全部読みました。(大人であれば全部読むのに1時間あれば足りると思います。)
 
私が読んでみて思った感想・・息子より私の方が『仕事をする意味』を考えさせられたんじゃないか、ということ。
 
『人が仕事をする意味は生活をしていくのに必要なお金を稼ぐためだけなのか?』
 
『それ以外に意味があるとすればそれは何なのか?』
 
私は今、二人の子供と施設に入っている両親を抱え、一生懸命働かざるをえない状況です。
 
とはいえ、たとえば定年退職したら毎日仕事に行かなくてよくなりうれしいのか?
 
皆さんはどうでしょう。
私はぜんぜんうれしい気持ちにはならない気がします。
むしろ定年になる=その日から突然「社会でもう戦力にならない人間」というレッテルを貼られたと感じるような気がしています。
 
こういうタイプは定年後にウツになるんじゃないかと自分でも心配ですが。
 
でも今私が仕事に出る意味って
・仕事を通して社会に貢献しているという満足感
・職場の人たちと連携して何かを成し遂げる充実感
・1ヶ月頑張った評価としてのお給料のありがたさ
・プライベートの悩みを相談できる仲間たちがいる
・住宅ローンを組めるなど社会的評価
・知らなかったことを学べる勉強の場
・リタイヤしたあとの年金の確保
などなど、収入だけじゃなくいろんな面で自分にとってメリットがあると思うんです。
 
そんなことを思いつつこの本の感想について私から息子へ話しました。(息子はまだ仕事をしたことがないので特に思うことはなかったようです)
 
「一生懸命仕事して老後困らないように今から少しづつお金を貯めていかないといけないと思ってるんだけどさ、そっちを頑張りすぎて今が窮屈になってもいけないと思ったんだよね。せっかく家に子供たちがいて楽しめる時期に楽しまないで老後にたくさんお金が残っていてもあまりうれしくないような気がしたんだよね。だから将来困らない程度にお金を貯めながらもできる限り楽しいことをしていかないとなと思ったんだ、この本読んでて」
 
すると息子君
「そんなにいろんなこと考えてるんだ」
と感想を述べました。
 
1冊の本をきっかけに、息子と普段話さないようなことを話す良いきっかけになりました♪