strawberrychocotan’s diary

我が家はアラフィフの母、子供二人(中学生の息子と小学生の娘)、老犬さくら(ジャックラッセル)の3人と1匹家族。

Tちゃんのパニック障害

こんにちは

 

だいぶ寒くなってきましたね。

私はとても冷え性、我が上司は子供の頃は冬でも半袖で過ごしていた寒さ知らず。

なんとなくまだエアコンをつけてはいけない空気です。(うちの部署だけまだエアコンついてません)

温度感覚の違いを感じる今日この頃です(^^;)

 

ところで事務部のTちゃんは今年の半ば頃うちの会社に入職しました。

 

その時は5人面接し、そのうちからどの方にするか、事務部の方達と話し合いました。

 

一番の候補は他でも同じような事務の経験のある方。一度は採用としましたが「今日は息子がコロナで」「すみません今日は息子がインフルエンザで」と何回リスケジュールしても出勤されないので、採用取り消しとさせていただきました。

 

二番目の候補は2人いたのですが、そのうちの1人がTちゃんでした。

 

Tちゃんは以前は金融機関に勤めていたそうですが、ちょっと精神的にキツくなってしまって辞めて、半年ぐらい経過していました。

「ここでぜひ働かせていただきたくて」彼女は面接の時一番熱心でした。

ですが精神的な理由で前のところを辞めている人は高確率でうちに来ても同じような症状を発症します。なので選考にはとても悩みました。

 

熱意を取るか、安定性を取るか。

 

結果熱意を取って彼女を採用しました。

 

採用面接には事務部でパワハラを炸裂するお局様も参加していましたが、以外にもお局様が一番熱心に彼女の採用を推しました。

 

ということで晴れて働きはじめまして、とてもうれしそうに働いている姿を見るたびに「ああ、来てくれてよかった」と思っていました。

 

事務部の方と話す機会があるたびに「局はいじめていないか」と聞いていましたが、「最初からメンタルのある子だってわかってたから彼女には優しいよ」とのこと。

 

「でも最近新しい仕事教え始めたらパニックになっちゃって一度過呼吸おこしたの。その後2日休んだりしてる」とのこと。

 

仕事は順調だと思っていただけに少し残念に思いつつも「やっぱりそうなるよね」という気持ち半分。

 

私自身が、ずっと問題を抱えたまま仕事していただけに、職場が変わっただけでは彼女の心は変わらないのはある意味当たり前だと思います。

 

事務部の方では今は携わる業務の内容を絞って様子を見ているそう。

 

その分他の人に負担が行っているとみんな感じているみたい。

 

このままでは成り行かないように思います。

 

彼女の上司は「当分業務を絞ります」とだけみんなに説明したみたいだけど。

 

本当なら「いつまで」とか「改善が見込めそうなら少しずつ戻していきたいと思っています」とか今後についての説明もあったほうが良かったんじゃないのかな?

 

まわりのみんな、「いつまで私たちが負担背負うんですか」って思っちゃってます。

 

そして当の彼女、せっかく仕事を覚えてきたのだし、ここで辞めちゃうのはもったいないしこちらとしても結構いたい。

 

だからやっぱり彼女自身の問題を克服して立ち直って欲しい!!

 

彼女はまだ20代。多分社会人としても日が浅いからクライアントとの関わりがすごくプレッシャーになっちゃうんだと思います。それでパニックになると今度は周りのスタッフからの目が気になり余計パニックになってしまう。

 

自分ができること以上に「できなきゃいけないんだ」と思っちゃってるんですよね。わかります、自分もそうでした。まわりのベテランさんができることは同じようにできないといけないと思ってました。で、わかったようなことをやってみても全然間違えていたり、ミス連発だったり。

 

それが続くと「自分は普通のこともできない低脳な人間なんだ」って自分にレッテルを貼って「世間のお荷物なんだ」的な自己否定して、もうどんどん悪循環。

 

でもね、Tちゃん。人って自分ができることしかできない。Tちゃんができること以上のことを周りの人達もお客様達も求めてないんです。だからこれ以上頑張るとちょっと手に負えなくなりそうと思ったら「ちょっとお待ちください」でいいんです。そこでベテランさんに正しい処理の仕方を聞いてあとできちんとそれを身につければいいんです。

 

周りで働くオバチャン達もそうやってここまで来てるんです。オバチャン達だってTちゃんみたいな時期はあったし、もしかしたら物覚えはTちゃんより悪かったかもしれない。

 

だから「できなきゃいけない」は一度捨てて良いと思います。

 

「できるようになりたい」という気持ちだけ持っていればいいと思います。

 

「きちんとできるようになりたい」と思える気持ちがあればそのうち仕事は楽しくなります。

 

自分の考え方を変えるのって、本当に大変。私は十数年かかったかも。

 

でもやっぱり「一生みじめな自分」はまっぴらごめんだったので。変える努力はしていこうと思ってました。

 

心療内科に通ってみたりもしました。

 

本読んだり、自己分析してみたりもしました。

 

 

 

いろんな、いろんなことの積み重ねでようやく「あるがままの自分」を受け入れられるようになってきたし、対人恐怖も克服でき、「みじめな自分」と決別できたと思います。

 

Tちゃんがうちの会社に居続けるにしろ転職するにしろ、「自信を持てる自分」を見つけていってほしいなと思います。

 

今度ちょっとTちゃんと話してみようかなと思います♪♪

 

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