strawberrychocotan’s diary

我が家はアラフィフの母、子供二人(中学生の息子と小学生の娘)、老犬さくら(ジャックラッセル)の3人と1匹家族。

知人のアドバイスにきちんと耳を傾けてみた~正常性バイアスとは~

都心はようやく大雪の混乱から解放されつつありますね。

 

今日は私は仕事がお休みでした。

 

お休みの日は家にこもって普段できない家事に追われ、子供達が帰ってくるまでほぼ1日誰とも話さないことも多く何だか気分が滅入ってしまうこともしばしばです。

 

ですから意識的に普段疎遠になっている人に連絡を取ってみたりします。

 

今日は知人の中小企業診断士の方に「ちょっとお電話でお話できませんか」と連絡してみました。

 

その方はもともと保険の営業をされていたときに知り合った方で、その当時から日本一の売上を誇り、現在は独立され、経済的にはいわゆる『ファイヤー』されているかたです。

 

私より若いのに本当にすごいと思います。

 

成功した方には学ぶべきことが多いと私は思います。

 

今までの苦労、人付き合いのノウハウ、人脈など。

 

私は人生で悩むことがあるとき、信頼できる人を紹介してもらいたいときなど、折々で彼に連絡をして相談します。

 

今日は保険の相談もあったのですが、現在の職場の状況についても話しました。

 

以前より職場の状況については話しています。おかしなコンサルタントに支配されてどんどん傾いていってること。

 

そのことで初めて相談したのはもう2年近く前だったよねと話しました。そしてついに資金が底をついてもういつ支払いが止まるか、給与が止まるかわからないことを今日話しました。

 

彼は「そういう時って心の中でバイアスが働くんです。もう本当は倒産しそうだってわかっているのに心の中で自分だけはまだ大丈夫って思ってしまうことを言うんですが。」と教えてくれました。

 

ウィキペディアによると

正常性バイアス(せいじょうせいバイアス、Normalcy bias)とは、認知バイアスの一種。社会心理学災害心理学などで使用されている心理学用語で、自分にとって都合の悪い情報を無視したり過小評価したりするという認知の特性のこと。

自然災害や火事、事故、事件などといった自分にとって何らかの被害が予想される状況下にあっても、それを正常な日常生活の延長上の出来事として捉えてしまい、都合の悪い情報を無視したり、「前例がない」「自分は大丈夫」「今回は大丈夫」「まだ大丈夫」などと過小評価するなどして、逃げ遅れの原因となる。「正常化の偏見」、「恒常性バイアス」とも言う。

 

とのこと。

 

なるほどー。確かに私は今の会社の危機をよーく知っていながら逃げ遅れる可能性があるような気がします。(給与不払いという災難に見舞われるまで動かない気がします)

 

私には住宅ローンもありますし、中学生の息子のフリースクールの学費もバカになりません。

 

今年から積み立てNISA 始めちゃったし。

 

でもなんか心の底で会社を見捨てて次の職場を探すのは裏切りなんじゃないかって思っちゃってる自分もいます。

 

次を探すとなると、多分仕事でお付き合いのある方に相談することになるので、その方に「この人、何かあるとさっさと見切る人なんだ」なんて思われるんじゃないかとか。

(独立も考えてるけどす売上売上が上がるはずもなく)

 

普段「人からどう思われるか」は全く気にせず自分が正しいと思うことを淡々とやっていくタイプなんですが。

 

さすがに「裏切り系の人」とは思われたくないようです、私。

 

ましてや今の倒産の危機を共に戦っている仲間もいるわけなので。

 

「仲間を裏切らず」「自分の生活を守る」にはどうしたらいいのか。

 

これから考えていかないとと思った一件でした。

 

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